ハンドリング・ノイズ(handling noise)とは、
マイクを手に持つ場合やマイクスタンドに設置している場合に、
マイクを動かしたり向きを変える際に保持部や接合部等で生じるノイズです。
マイクの取り回しに気を付ける、スタンドに固定する、各パーツのぐらつきを無くす、
接合部のしっかりしたコネクタを用いることでノイズを減少させることができます。
特にコンデンサ・マイクは繊細な為、基本的に手に持っての使用には向いていません。
レコーディングの際はなるべく重量のあるスタンドを使用することをおすすめします。
床などからの振動も考えられるので、スタンドの足にゴムを用いる、
ドラムなど多くのマイク設置の際は、楽器とスタンドが当たらないなど、
十分注意してマイキングすることで、防ぐことが可能です。