バウンダリーマイクはBLM(Boundary-Microphone)と表記され、一般的にはバウンダリーマイクと呼ばれています。
ステージ上や、ドラムのキックに用いられます
歴史は浅く、近年登場してきたマイクです。使用用途としては、ステージや舞台上、ライブやレコーディングにおけるドラムのキック、テレビのセットなどに多く用いられています。理由としてはバウンダリーマイクは他のマイクと異なり、平べったい構造から、マイクを設置しても気になりにくい、目立ちにくいという特徴があげられます。
バウンダリーマイクの構造 指向は無指向性
構造はその多くが15cm程度、正方形や三角形の板の中央に無指向性のコンデンサーマイクが埋め込まれています。壁面、床、机上などに設置し、また空間なく接地していることから直接音を捉え、跳ね返りの干渉を防ぐことが可能です。そのため、構造上は無指向ながらも、実際はマイク前面が指向性(裏側に指向性はない)です。
良く似たマイクにPZMがあります
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バウンダリーマイクと類似したマイクがあります。PZM(Pressure-Zone Microphone)といい、これはAMCRONから発売されています。セッティングはBLMと若干違いますが‥基本的なものはほぼ一緒ですね。
定番はBATA91
Beta 91Aは、ライブなどのドラムのキックではかなり定番のマイクです。レコーディングの現場などでも人によっては使用します。キックのホールから直接入れて設置されます。具体的な場所は、ビーターの近くだったり、中心だったりとエンジニアによって様々です。またピアノやパーカッションなど低域の収音用にも最適です。ライブ、舞台などのオーディエンスなどにも用いられることも多いマイクです。Beta 91Aは、XLRコネクターを使用した、コンデンサー型バウンダリーマイクロホンです。2ポジションの特性切替スイッチにより、用途に応じた最適な特性を得ることができます。
民製機ではライターなどの録音用などもあります
audio-technica モノラルマイクロホン(バウンダリー) AT9921
安価なものですと、例えばこれはライター等の録音用に用いられます。カフェ等での取材の際に録音機器に手軽に接続し、そのまま机上に接地するだけで、より聴きやすく録音出来ます。ピンコネクタですので、ボイスレコーダーなどの簡易録音機器やPCなどのマイクinなどにすぐ挿せる形となっています。