音の進む方向によるマイクロフォンの感度の違いを指向性という。
指向性には主に3つの種類がある。
1.無指向性→どの方向からも一様な感度である。別名、全指向性という。オーディエンスマイクなどに用いられる。
2.単一指向性→一方向からの音に対して感度が高い。多くの様々なプログラムで用いられる。カーディオイドとも呼ばれる。
3.双指向性→前後の2方向からの音に対して感度が高い。ラジオなどに用いられる。
その他にも、超単一指向性(スーパーカーディオイド)があり、これは単一指向性よりも狭い幅での音に対して感度が高い。マイクを向けた方向によりピンポイントでの収音を狙うことが出来る。